会誌ビタミンの紹介
- 編集委員長より
- 最新の目次(総目次)
- トピックス
- J-STAGE電子図書サービス(ビタミン誌の閲覧が可能です。但し1年以上前のものに限る)
- 投稿規約
- 原稿添付記載事項(PDF)
- 原稿添付記載事項(xls)
- 利益相反管理指針・細則(PDF)・自己申告書(様式2)(word)
編集委員長ごあいさつ
「総合論文」ご寄稿のお願い
ビタミン学は学際的色彩が極めて強く,本会会員の皆様は同時に医学・薬学・理学・農学・工学・家政学さらには生活・環境科学など多岐に亘る学間分野の学会の会員でもあります.
従って,それぞれの専門領域誌に投稿されました論文は,他の専門分野に属しておられる本会会員の目に触れる機会は少なくなりがちで,進歩を続ける学問,研究の情報伝達が滞ることになり,大きな損失であります.
さらに,近年国際化が進み,内外の欧文誌への論文掲載が増加していることもこのことのひとつの原因となっております.
我々編集委員は本誌の「総合論文」へのご寄稿・掲載が,このような問題点を解決するひとつの方途として,有効に機能するものと考えております.
なお,ここでいう「総合論文」とは内外の和文・欧文誌に投稿された複数の論文の内容を和文にまとめたものをさしております.
ご寄稿に当っては本誌の投稿規約(各巻1号の該当条項)をご参照下さい.また,版権の問題につきましては本会にご相談ください.
ふるってご寄稿をお願いする次第です.
「研究論文紹介」ご投稿のお勧め
本誌の投稿規約では,本誌の内容をより充実させ,研究の視野を拡げ,会員間の研究情報の交換を促進することを目的に,「研究論文紹介」という欄を設けております.
近年,わが国の諸学会におきましては,おしなべて和文誌への投稿が減少しており,本誌も例外ではありません.これは学問,研究の世界でも益々国際化が進み,英文で内外の欧文誌に投稿される方が増えたためで,そのため会員相互の研究に関する情報交換が円滑に行われていないという結果を招いております.
この状況を打開する一策として設けているのが,「研究論文紹介」です.「研究論文紹介」とは,会員の皆様が内外の外国語雑誌に発表されたご自身の原著論文1報分の内容を,必要があれば図表等3枚程度を加えてコンパクトにまとめて紹介していただこうというものです.(なお従来より本誌に抄録を掲載しておりますJNSV:J. Nutr. Sci. Vitaminol.は除きます)
これによって会員皆様の研究内容が一目でわかり,会員相互の情報交換に役立つだけでなく,本誌がユニークな和文誌となるものと思います.「総合論文」に比べて,より気軽に,また手っ取り早くご自分の研究成果をご紹介いただけるのが特長です.
以上のような趣旨のもとに,会員皆様の「研究論文紹介」への積極的なご投稿をお願いいたします.
なお,とりあえず過去2年以内に発表,掲載されたものをご投稿願います.
原稿は目的と結果を中心に,刷上り2~4頁(本会規定原稿要旨4~8枚,図表等3枚程度)とし,英文抄録の添付の必要はなく,図はきれいなコピーであれば特に新しくトレースする必要はありません.その他は本誌の投稿規約(各巻1号の該当条項)をご参照下さい.また,版権の問題につきましては本会にご相談下さい.
ふるってご投稿をお願いいたします.
編集委員長 吉村 徹
最新の目次(総目次)
ビタミン 第97巻 第3号 目次
- 私とビタミン研究
「ビタミン B12 に関する研究を中心とした自らの研究を回想して」 - 総合論文
「アスコルビン酸の抗酸化能と生合成に関する分子生理学的研究」 - ノート
「脱メチルレチノイン酸類の合成と生物活性」 - トピックス
「2006 年から 2021 年における壊血病発症状況(その 1):
日本では自閉スペクトラム症児を中心に壊血病が増加している」
「2006 年から 2021 年における壊血病発症状況(その 2):
世界では年齢に問わず壊血病が増加している」
「腎疾患とビタミン C」
「肝硬変におけるサルコペニアとビタミン D」 - 抄録
第167 回ビタミンC 研究委員会研究発表要旨
第374 回脂溶性ビタミン総合研究委員会研究会発表要旨
ビタミン 第97巻 第2号 目次
- 私とビタミン研究
「私のビタミンなどの研究の経緯の紹介と若手研究者へのメッセージ」 - 総合論文
「脂溶性ビタミンの臨床的意義およびその適正量に関する研究」 - トピックス
「フェロトーシスとその防御に関する研究の一層の広がり」
「卵巣老化のメカニズムと食品成分による予防」
「ビタミン K 変換酵素 UBIAD1 はコレステロール代謝酵素 HMG CoA 還元酵素の小胞体関連分解(ERAD)を制御する」 - 抄録
第 468 回ビタミン B 研究委員会研究協議会発表要旨
英文誌 JOURNAL OF NUTRITIONAL SCIENCE AND VITAMINOLOGY Vol 68, No 6
ビタミン 第97巻 第1号 目次
- 年頭のご挨拶
- 総合論文
「ビタミン B6 酵素の構造と機能に関する研究」
- 特集『ビタミンを中心としたケミカルバイオロジー研究』(第 73 回大会シンポジウム)
「ビタミン D 誘導体の合成研究:極性官能基,および共役トリエン構造へのアプローチ」 - 研究論文紹介
「レチノイド X 受容体アゴニスト bexarotene の催奇形性評価と胎仔移行性イメージング」 - トピックス
「胆汁酸合成の律速酵素 CYP7A1 の構造生物学的知見」
「植物の葉緑体型アスコルビン酸ペルオキシダーゼの選択的スプライシング制御機構の解明に向けて」
「Triage theory とビタミン ―ビタミン K を中心に―」 - 抄録「2022(令和4)年度 日本ビタミン学会 市民公開講座要旨」
『人生100年時代のビタミン学~子ども,若者から高齢者まで~』
≪ビタミン 94巻~96巻 総目次≫
目次および論文については、一部J-STAGEで公開されています。
トピックス
◎著者のご了解のもと一部pdfファイルを公開しています.1年以上前のものについては,J-STAGEにて公開しております.
97巻3号 トピックス
1. | 2006 年から 2021 年における壊血病発症状況(その 1): 日本では自閉スペクトラム症児を中心に壊血病が増加している |
佐藤 安訓 木村 敏行 石神 昭人 |
131 |
2. | 2006 年から 2021 年における壊血病発症状況(その 2): 世界では年齢に問わず壊血病が増加している |
佐藤 安訓 木村 敏行 石神 昭人 |
138 |
3. | 腎疾患とビタミン C | 瀧川 正紀 石井 敏浩 石神 昭人 |
144 |
4. | 肝硬変におけるサルコペニアとビタミン D | 安岡 明希 桒原 晶子 |
147 |
97巻2号 トピックス
1. | フェロトーシスとその防御に関する研究の一層の広がり | 加藤 主税 鈴木 優里 加藤 俊治 竹腰 進 仲川 清隆 |
72 |
2. | 卵巣老化のメカニズムと食品成分による予防 | 田中 千智 北風 智也 原田 直樹 山地 亮一 |
79 |
3. | ビタミン K 変換酵素 UBIAD1 はコレステロール代謝酵素 HMG CoA 還元酵素の小胞体関連分解(ERAD)を制御する | 小林 正知 佐野 翔 新井 佑 村田 昂平 田上晋太朗 渡邉 莉菜 須原 義智 廣田 佳久 |
84 |
97巻1号 トピックス
1. | 胆汁酸合成の律速酵素 CYP7A1 の構造生物学的知見 | 目崎 喜弘 | 21 |
2. | 植物の葉緑体型アスコルビン酸ペルオキシダーゼの選択的スプライシング制御機構の解明に向けて | 鈴木花奈子 吉村 和也 |
24 |
3. | Triage theory とビタミン ―ビタミン K を中心に― | 田中 清 青 未空 桒原 晶子 |
28 |
96巻12号 トピックス
1. | 亜酸化窒素(笑気)とビタミン B12 | 青 未空 田中 清 |
525 |
2. | 酸性微小環境がビタミン D 受容体- SOX2 シグナルを介して大腸がんの悪性化を誘導する | 山森 元博 野坂 和人 |
529 |
96巻11号 トピックス
1. | ピリドキサミンによる神経保護を介した統合性失調症改善の可能性 | 大崎 雄介 Afifah Zahra Agista 白川 仁 |
474 |
2. | 毒性終末糖化産物(TAGE)による中枢神経軸索形成阻害に対するピリドキサミンの抑制効果 | 大井 勇秀 古川 絢子 郡山 恵樹 |
477 |
3. | 新型コロナウイルス感染症とビタミン C | 佐藤 綾美 石神 昭人 |
480 |
96巻10号 トピックス
1. | 葉酸摂取とメタボリックシンドローム | 平岡 真実 | 438 |
2. | ビタミン B12 の経口療法の臨床的有用性 | 青 未空 田中 清 |
441 |
96巻9号 トピックス
1. | ビタミン E が腎機能に及ぼす影響について | 鹿目 結希 福井 浩二 |
397 |
96巻8号 トピックス
1. | シロイヌナズナに発現させたリコンビナントヒト内因子の有用性 | 山田 正二 山田 惠子 |
366 |
2. | ビタミン E の長鎖代謝物であるガルシン酸は核内受容体 pregnane X receptor のアゴニストとして機能する | 藤井 晋也 | 371 |
96巻7号 トピックス
1. | 安定同位体標識ビタミン B12 を用いた,ビタミン B12 の新規吸収試験 | 青 未空 田中 清 |
322 |
2. | 高齢者のビタミン B6 栄養:フレイル,及びサルコペニアとの関連性 | 加藤 範久 タナッチャポーン カムランシー |
325 |
96巻5・6号 トピックス
1. | 骨格筋における異所性脂肪蓄積に対するレチノイン酸受容体アゴニストの抑制効果 | 辰巳 理奈 北風 智也 原田 直樹 山地 亮一 |
239 |
2. | 緑茶カテキンの生理的動向 | 南 武志 | 244 |
3. | 前生物的合成におけるイミダゾール・イミダゾリウムの役割 | 林 秀行 | 248 |
96巻3号 トピックス
1. | アルツハイマー病に対するカテキン代謝物の効果とその作用メカニズム解明に繋がる代謝物の化学的合成 | 花城 翔詠 越阪部奈緒美 須原 義智 |
79 |
2. | 植物の光ストレス順応における葉緑体型アスコルビン酸ペルオキシダーゼの位置付け | 岩上 拓己 丸田 隆典 |
83 |
3. | リボフラビンはマクロファージのインフラマソーム依存的なカスパーゼ-1 活性を阻害することで生体の炎症誘導を抑制する | 内山 良介 野坂 和人 |
86 |
4. | ビタミン E ニコチン酸エステルの新たな生理機能 | 太田 好次 | 90 |
96巻2号 トピックス
1. | 抗酸化ビタミンが血中ホモシステイン濃度に及ぼす影響に関する考察 | 品川 明穂 矢野 友啓 |
46 |
2. | 創薬ターゲットとしてのリボスイッチ ―その開発の現状と展望― |
林 麻利亜 佐野支帆子 野坂 和人 |
49 |
96巻1号 トピックス
1. | 老化およびアルツハイマー病に対するNAD と前駆体の効果について | 大場 柾樹 福井 浩二 三五 一憲 鈴木 マリ |
7 |
2. | ビタミンD 栄養状態と自閉スペクトラム症(ASD)リスク | 田中 清 枝澤 育子 太田 淳子 青 未空 桒原 晶子 |
10 |
95巻12号 トピックス
1. | レチニルエステルを加水分解する酵素に関する最近の知見 | 目崎 喜弘 | 504 |
2. | 自閉スペクトラム症(ASD)者におけるビタミン欠乏症 | 枝澤 育子 太田 淳子 青 未空 桒原 晶子 田中 清 |
509 |
3. | 華麗なる加齢の特徴:マウス生涯にわたる単一細胞トランスクリプトームアトラス | 新村柚里香 福井 浩二 石神 昭人 |
512 |
95巻11号 トピックス
1. | 合成ビタミンE 摂取によるビタミンE 立体異性体の脳への移行 | 池田 彩子 小林 美里 阪野 朋子 |
487 |
95巻10号 トピックス
1. | アスコルビン酸生合成機構の多機能化と効率化 ~植物のアスコルビン酸生合成酵素群は細胞質と核に局在し,巨大な複合体を形成しているかもしれない~ |
鈴木花奈子 吉村 和也 |
453 |
2. | ビタミンE による抗がん剤シスプラチンが引き起こす副作用の軽減 | 石井 亨汰 矢野 友啓 |
457 |
95巻9号 トピックス
1. | 納豆摂取と骨折リスク | 田中 清 青 未空 桒原 晶子 |
413 |
2. | 多発性硬化症におけるビタミンD の意義 | 田中 清 青 未空 桒原 晶子 |
416 |
3. | ワルファリン及び非ビタミンK拮抗経口抗凝固薬の骨折リスクへの影響 | 桒原 晶子 青 未空 田中 清 |
420 |
95巻8号 トピックス
1. | 一塩基多型とエピジェネティクスの観点からみたビタミンB12 と葉酸の摂取不足による疾患 | 羽石 悠里 古庄 律 山内 淳 谷岡 由梨 |
383 |
95巻7号 トピックス
1. | 喫煙による肺発がんに対するα-トコフェロールの抑制効果 | 石田 達也 矢野 友啓 |
336 |
2. | 新規ホスホリボシルトランスフェラーゼはメタン古細菌とシアノバクテリアにおけるコリノイド化合物合成に関与している | 谷岡 由梨 | 339 |
95巻5・6号 トピックス
1. | クルクミンの生理作用解析ツールとしての代謝産物および構造類似体 | 荒堀 有美 原田 直樹 山地 亮一 |
286 |
2. | α-ケトグルタル酸は加齢による骨粗鬆症を防ぐ | 土志田裕太 石神 昭人 |
290 |
3. | アスコルビン酸高含有作物育種の試み~アスコルビン酸の過剰蓄積はトマトの花粉稔性を低下させる~ | 鈴木花奈子 吉村 和也 |
294 |
95巻3号 トピックス
1. | ピロロキノリンキノンの認知機能への影響 | 三嶋 智之 伊佐 保香 |
85 |
2. | ビタミンB1 と神経機能障害 | 田鶴谷(村山)惠子 廣村 信 |
89 |
3. | CD320 ノックアウトマウスはヒトのビタミンB12 欠乏による神経障害のモデルになりうる | 山田 正二 山田 惠子 |
94 |
95巻2号 トピックス
1. | 食品添加物が食品中のビタミンB12 に及ぼす影響 | 美藤 友博 | 56 |
2. | 細胞内レチノール結合タンパク質(CRBP)II はモノアシルグリセロールに結合して腸の内分泌シグナルを調節する | 目崎 喜弘 | 59 |
95巻1号 トピックス
1. | G タンパク質共役エストロゲン受容体の活性化による抗肥満効果 | 佐々木 里那 原田 直樹 山地 亮一 |
20 |
2. | Plastochromanol-8 の抗酸化作用 | 福井 浩二 | 24 |